1947-08-01 第1回国会 参議院 厚生委員会 第3号
これはいろいろな意見もあるのでございまするがともかく保健所が保健指導をやります、そのために集團檢診等の方法によりまして、公衆衞生の向上及び増進を図る必要があつて各種の指導を行ないまするが、その際集まつて來られた方々の中から疾病のある者を発見いたしました場合は、これを速かに適当なる医療機関に送るべきでありまするが、併し軽易なるもの等につきましては、折角來られた次第でもありまするからして成るべくこれの治療
これはいろいろな意見もあるのでございまするがともかく保健所が保健指導をやります、そのために集團檢診等の方法によりまして、公衆衞生の向上及び増進を図る必要があつて各種の指導を行ないまするが、その際集まつて來られた方々の中から疾病のある者を発見いたしました場合は、これを速かに適当なる医療機関に送るべきでありまするが、併し軽易なるもの等につきましては、折角來られた次第でもありまするからして成るべくこれの治療
次に産院が保健所に附置されるのであるかという御質問でありますがこれは兒童福祉法案におきまして、産院を設置することを規定いたしておるようでありますが、保健所に助産婦を置きまして、妊産婦の保健指導をいたしておるのでありますが、無料收容施設といふことは考えておらないので、例えば一般の保健所と結核療養所、國立病院関係の保健所におきまして、集團檢診等によつて見出されました病人等はこれを療養所に置く。
かつまた集團檢診等によりまして、患者を見出し、また氣胸療法をやつて、その中で保健所では適當に處置できないというものは、ことごとくこれを療養所に收容する。また療養所から出ましたものを、アフター・ケーヤとして保健所が受取るというような緊密なる關係を今囘の措置において期待しておるのであります。この措置によりまして、療養所のベツトは十分活用できるのであるというように考えております。